事業内容
弊社は肉盛溶接の施工会社です。
特殊な分野なので普段皆さんの目に触れる機会はほとんどないかもしれません。
弊社で施工した溶接部品が製鉄、車両、建機、リサイクル、製紙etc.様々な現場で使われており、お客様のモノづくりを支えています。
肉盛溶接とは
肉盛溶接とは、一般的な鉄同士をくっつけるといった溶接とは違い、異材溶接、多層盛溶接の技術を用いる溶接技術です。
肉盛溶接には、2つの特徴があります。
1.金属の表面改質・・・特殊合金を溶接し、製品に機能をもたせる。
2.金属の再生・・・使用後の金属摩耗や割れなどの補修、再生。
金属の表面改質
金属製品の使用環境により、金属に耐摩耗性や耐熱性を持たせたい場合は肉盛溶接が有効です。機能性のある特殊合金を金属表面に溶接することにより、製品の高機能化、高寿命化を実現します。
例:シリンダ、ポンプ、粉砕刃、ハンマーetc.
金属の再生
使用した金属製品が摩耗や割れなどによって、使用不可となった場合でも肉盛溶接で再生可能です。摩耗部を3Dプリンタのように溶接し、復元します。また、割れや傷んだ箇所を掘って溶接で埋めることも可能です。
例:金型、鍛造プレス機、粉砕刃、機械加工誤作品etc
施工事例-金属表面改質-
アルミ銅合金肉盛
油圧ピストン、軸受など耐食耐摩耗、耐焼付性が必要な箇所にアルミ銅合金を溶接します。
ステライト肉盛
高温高圧環境で使用するバルブや、鍛造金型、熱間シヤー、ダイスなどに耐熱、耐摩耗性をもつステライトを溶接します。
13Cr系合金肉盛
バルブおよびシート面、ロール、シャフトなど耐食、耐熱、耐摩耗性が要求される箇所に13Cr系合金を溶接します。
その他
他にも、ハステロイ、銅、高クロム鋳鉄系などの多種多様な材料の溶接が可能です。用途に合わせて最適な溶接材料をご提案します。
例:ポンプ、粉砕刃、スクリューetc.
施工事例-金属割れ補修-
割れ検査
PT検査を行い、割れの有無、長さを確認します。
ガウジング
割れに沿ってガウジングし、掘り進めて行きます。割れを完全に除去する場合と、掘り進める深さを最初に指定する場合があります。
肉盛溶接
掘った開先を溶接で埋めます。単に溶接するだけではなく、母材に対して適切な熱管理や材料を選定し溶接します。
仕上げ
グラインダー仕上げ、もしくは機械加工で仕上げます。お客様のご要望によっては溶接の余盛を多めにつけたり、補強板で補強することもあります。
施工事例-金属割れ補修-
工場内作業
2tトラックで運べるサイズの品物であれば工場内で作業致します。弊社には3台の電気炉があり、一般的に溶接が困難とされるSKT4などの金型材に関しても割れることなく溶接が可能です。電気炉に入るサイズであれば溶接後の応力除去も行うことが可能です。
出張工事作業
サイズが大きいまたは、重さが2tを超える品物や、移動できない設備に関しては出張工事として対応させて頂くことが可能です。